大きな生命力を持って生まれた我が子

超低出生体重児、345gの息子とママのブログ

初めての胎動

2017年11月29日(水)

一刻も早く妊娠をしているとお医者さんに言われたくて、近くの産婦人科に行ってみる。

私の母もその病院で産んでいて、信頼できる、結構有名な病院だった。

12月に、私の弟のお嫁さんも、その病院での出産を控えていた。

待ち時間はかなり長い。9時について、終わったのが13時。

まぁ都内だし仕方ないけど、毎回こんな感じなんだろうか・・・。

 

結果は、早すぎてはっきりと「妊娠です、おめでとう!」とは言われず・・・。

「また来週も来てね」と言われてちょっとがっかり。

 でも妊娠してることは間違いないなさそうだったので、少しばかり浮かれていた。

 

 

2017年12月28日(木)

昨日は私の誕生日で、31歳になった。

30歳で妊娠して、31歳で産むのか。

子供は3人くらい欲しいと思ってたけど、年齢的に早く産まないと厳しいなぁ・・・。

そんな風に思いながら、母子手帳を貰いに区役所へ行った。

初めての母子手帳の交付。

職員さんに「おめでとうございます」と言われて、嬉しさを覚えながらルンルンな気分で帰宅。

貰ったパンフレットや書類をじっくりと読む。

出産はまだまだ先だけど、早くその時が来ないかな~と何度も思った。

 

年末年始。旦那は実家に帰省し、私は母とお腹の赤ちゃんとゆっくり過ごす事になった。

 

 

2018年2月1日(木)。

13週3日(4ヶ月)。

段々と身体がだるくなってくる。

お腹が重い。

まだ4ヶ月なのに、ぽっこりとお腹が出てきているのが分かった。

太ったのか、それとも赤ちゃんが大きくなっているのか・・・。

病院で体重を図ると毎回1.5㎏ずつ体重が増えている。

こんなんで良いのかな・・・?と少々不安はあったが、先生からは何も言われないし、食べつわりが酷く、常に何か口に入れていないと気持ち悪くなっていたので、あまり考えないようにしていた。

私の母親も私を産んだ時、17㎏太ったって言ってたし、そんなもんかな~

と、安易な考えで毎日を過ごしていた。

 

夜、ベッドの上で横になっていると、お腹の中でゴロンと鈍い感覚を体験した。

「何だ今の・・・」

腸が動いたわけじゃないし、おへその下の方・・・なんか異物感が・・・。

後で思ったけど、これが初めての胎動だったのかもしれない。

早くても、胎動は17週くらいからと言われていたので、早くに胎動を感じられたのにはとても驚いた。

その日から、何度も胎動らしき感覚を感じ、先生にその事を言うと「胎動はまだなんだけどね~」と鼻で笑われ、ちょっとムカッとしたのを覚えている。

正直、前々から思っていたが、ここの病院の先生や看護婦さんは、上から目線なしゃべり方の人が多く、説明するのも声が小さく聞こえにくいし、何だか嫌な気分になることが多かった。

でも、これが私の赤ちゃんなんだって思えて、勝手に幸せな気分を味わっていたのだった。